【大工さんと喧嘩しました・・・】
こないだ大工さんと喧嘩してしまいました。
僕の伝え方が悪かったのか、私が意図する納まりと1cm違う寸法
1cmが許せないんではないんです。その1cmにこだわっている
宮大工もこなせる腕は確かな大工さん!そのため、ミスではないんです。いろんな打合せの中で、今までの経験や自分の中のセオリーも含め、情報が困惑してしまい、起きてしまいました。
現場もすべての情報を逐一、図面を確認、施工し、また確認するのがベストですが、職人さんはそこに徹すると時間だけが過ぎてしまいます。
そのため、ある程度、頭に入れたり試行錯誤しながら、効率と図面には出てこないベストな作り方を模索した上で、多くの選択肢をして行います。
それが、他社で良く行われる寸法感と私がこだわる家が主張しない納まりとの違いから問題は生まれました。
ただ、
指摘を受けた大工さんはそんなこと言われるのはオカシイ!もう帰るわ!!
でも、見え方や空間の感じ方は違うと、ここで引いてはいけないと、エゴではない。必ず無意識に感じる良さ、視覚的なシンプルさを求めました。
言い方が悪かったり、表現が下手くそだったのかもしれない。
その後、仲直りすると、次の日、
その時は喧嘩してしまったけど、
モノづくりの最中は意見が割れて職人さんとも、
楽をしようとすれば、工事中に職人さんとぶつかることはありません。
でも、
私たちは一生で一度の家づくりのサポートする役目を担い、
ぶつかっても、きっと何年後かに笑って話せる時がくる。
造り手が頭を悩ませ、お金にはかえられない努力が将来、お客様の暮らしのふとした幸せな瞬間をつくる。
そう信じています。アーキデイトデザインは今年も成長し続けます。