【内覧会の見所】
今回のお施主さまは、ご夫婦が設計士&店舗建築に携わるプロのお客様。
打ち合わせからいつもとは違うスタンスではじまりました。
ご主人、奥様もプロなので、私どもを含め3者のデザイナーがいるような感覚を特に大事にしました。
私たちはご夫婦の理想の家を明確に頭にある中で、全体のデザインをまとめていき、細かな納まりやコーディネートをするような立ち位置を徹底しました。
いろんな建築会社や設計事務所さんも当初は見ておられましたが、弊社が設計事務所と工務店のどちらも掛け合わした
設計士が現場監督をするそんな形に他社さんにはない家づくりに共感と信頼をいただきスタートした家づくりです。
所々にアンティークの照明や扉など新築住宅だけど、そこに入る古さを許すそんな面白さや感性を大事にされた家です。
それでいて実用的な部分もたくさん一緒に考えました。単純にデザイン性だけでなく、誰しもが求める機能性も大切にしてます。
大きな見所をお伝えします。
・外観は8寸勾配の最近珍しい急勾配で内部の開放感のある吹き抜けと連動しています
・南には寸法を外観のバランスを計算して何度も調整した連窓
・外観は地域のトタンや少し茶色の風合いが多いため、一色で統一感ある色味
・玄関とデッキテラスが一体になった大きく軒を出した雨も楽しむトップライトのある外部空間
・唯一無二のアプローチ階段と植栽群。ご実家で育てた植樹を移植した愛着もある外構園
・室内は吹抜けに造作で設えた巨大な本棚、飾り棚が出迎えてくれます。
・全体をベージュ、茶色系の色味でコーディネートした落ち着いたテイスト
・キッチンとのディテール検討して配置した1枚ずつ味のあるタイル貼り
・アンティークの扉を加工しながら、新築の家に設置するミリ単位の難しさ
・海外でつくられた天然素材のシート床
・製作のパントリーの引き違い扉
たくさんのこだわりが各所にちりばめられた家になりました。
共同設計のような楽しさ、面白さ、そして大変さ(笑)も含めて、同じものはどこにもないと言える家になりました。
工事中には、いろいろあった話をお客さんと近くの小料理店でお昼を食べながら笑いながら、話していたのがとても心地よかったのが思い出です。
家への熱量というか。お金を出せば買えるものってたくさんあるけども、ただお金を出してもできない家になったんだなと思うと、これまた唯一無二の建築なんだと思います。
忙しくて、告知が遅くなりましたが、ご内覧のご予約お持ちしております。