親御さまへの想い

親御さまへの想い

私はこれまでにたくさんの家族の家や店舗を携わらせていただいていますが、

 

今回はお客さまの親御さまが遠方に住まわれているお客様でした。

 

こちらのお宅は、土地探しからお手伝いさせていただいたのですが、

 

はじめはご実家の地域と名古屋市での土地感覚の違い、

 

名古屋の建築会社さんは大丈夫なんだろうか?

 

など、多くの不安や心配をしていらっしゃいました。

そんな中、遠方から親御さまが工事中の家を見に来ていただき、

「すごい良い!!私たちも、もう一度家を建てたくなってしまう!」

などと、ほんとうに嬉しいお言葉をいただきました。

私は家づくりは住まう本人たちが、こだわり、それを引き出す創り手と一緒に家づくりを進めれば、

自ずと、家に愛着を持ち、「やっぱり自分の家が一番!」と思ってくれると確信しています。

 ただ、やっぱり人間、自分たちが決めたことや選んだことに対して、身近な大切な人に共感してもらえると嬉しいものです。

逆に反対されると不安にもなります。自分の両親や友人にも

 

「いい家だね!、いい建築会社を選んだね!」

と言われると、それは本当に嬉しいことだと思います。

私も親御さまやご友人にお会いして、家づくりへの熱意をお伝えすれば、必ずわかってもらえると確信しています。

それぐらい、どの家も大事な思い入れを持って、家づくりに取り組んでいる自信があります。

親御さまには、お客さまとご縁をいただいた時のことを回想しながら、経緯や家の工夫をお伝えさせていただきました。

ご実家は某ハウスメーカーの規模も立派な大きなお宅とお聞きしてましたので、正直、広さの感覚の違いを心配してましたが、

「全然狭くない!土地のサイズがコンパクトで家なんて建つのだろうか?と心配してたけど、変形の土地にテラスのアイデアがとっても良い!」

と喜んでいただけました。親御さまとお話していて、とても心温まりましたし、こうゆう温かな家庭で暮らしていたんだな~と思うと、納得のお人柄だなと思いました。

「こっそりインスタグラムもフォローしたのよ!」

と言ってくださり、なんとも温かな雰囲気で、私が逆にファンになってしまいました。

 私がつくっているのは、ただ家ではなく、家を通じて、こういう温かな家庭、暮らしを大切にできる人たちの、わずかなサポートをすることなんだなと改めて思わされた一時でした。

 工事をしっかりと行い、最高の住まいでこれからも、親御さま含め、ご縁を大切にしていきたいなと思います。