他社さんとコラボ建築

 

【他社さんとコラボ建築 

〜なぜ一緒にやるのか?〜

そろそろ梅雨時期です!

ジメジメジトジト時期ですが、工事は雨養生や台風対策など特に配慮して進めます!

職業柄、運転しているといろんな現場が目に入ってきます。

たまに他の建築会社の現場を通りかかる時に土台が雨ざらしになっているのを見かけたりします。。

そこやろうよ!!と突っ込みたくなります。

1万円もしない大型厚手のブルーシートと少しの手間で養生するだけでしっかり守られるのになと少し悲しくなります。

本当にお客さんの暮らしと家が品質・性能・デザインどれも欠けることなく、つくり込みたい!と思って現在やっています。

設計事務所なのにデザイン料をいただかなくて、成り立つ設計士が現場監督もする建築家工務店を目指しているのがアーキデイトデザインです。

最近は嬉しいことに、お客様以外からも、同業他社さんから、どんな家づくりか興味があります!とお声がけをもらいます。

内覧会って見に行かせていただくことはできますでしょうか?

納まりの話から、素材の話、パッシブと省エネの計算の話、お客様に喜んでもらえる取り組みなど、私たちと同じく必死に家づくりをする社長さんとお会いする機会も増えました。

私自身、勉強にもなり素敵な取り組みしているので、アーキデイトデザインのお客様にも取り入れたらきっと喜んでくれる。と気付きもたくさんあるため、出来る限り対応させてもらっています。

そこで良く社長さんから耳にするのは、こんな素敵な設計どうやったら思いつくんですか?とか、自社は外注で省エネのパッシブ設計や断熱計算などしてもらっていますが、アーキデイトデザインさんは、すべて自社でしているんですか?

実はインスタで写真や取り組みを拝見していて、アーキデイトデザインの家のファンなんです!

などでした。単純に嬉しいですね、、、

社長さんは自分たちも必死で家づくりやデザイン、品質や断熱性能などこだわってきているのですが、どうも同じような家になってしまう。

1お客さんの要望を間取りにすると、なんか統一感のない、感動というよりはこんな家になるんだなと想像の範囲の家ばかりになってしまう。

アーキデイトデザインさんが設計してくれたらいいのになとの声からでした。

アーキデイトデザインでは年間で工事をお受けする数を限定させてもらっています。それは冒頭にも書いた様なこだわりと品質を守り、向上させたいからです!もっと良くするぞ!次はさらにさらにと自分たちももっとパワーアップしたい。という想いからです。

なので、会社の規模を大きくして棟数を増やしてということは考えていません。自社での工事管理を増やしてしまうため、限定してます。

自社で全てを管理するのは無理ですが、ものすごく探求していて向上心を持っている建築会社さんであれば、私たちが普段注意して工事や設計をしている意図をその会社も同じように頑張り、しっかり引き継いでくれる。そんな会社からの設計の依頼であれば、設計で力添えできるのではないかと、考えました!

自分の会社では年間で数が限られていますが、他社さんのサポートをすることで、同じ同志を持つ仲間と共にさらに業界を盛り上げ、自社のお客様のようにもっと喜んでもらう輪を広げれると感じ、そんな会社さんならお手伝いしたい。と

強いて言えば、メンタル部分が1番大きいです。素直にお客様の家づくりのためにどうしていきたいか。今はできていなくとも、断熱や品質をどう守っていけば、向上していけばというのはやり方や手法を常に考えているため、実践方法はお伝えできますし、それは仕組み化できます。

そのため、依頼をお引き受けする会社は本気でお客様の家づくりに取り組んでいる会社さんのみ。

棟数を増やしていきたいとか、売れるにはデザインが必要だ。とかいう建築会社さんのお手伝いはしません!あとフランチャイズはちょっと違うなと。その会社が持つ強みを活かしていかないと、数年でその会社は業界から必要なくなります。なぜなら、他社さんでもそれができるから。ましてやフランチャイズは加盟料などのマージンがかかり、お客様の家の費用に乗っていくだけ。それは正直違うかなと思っています。

私たちは図面を見て、考え方を聞けば、その会社のどんなこだわりがそこに詰まっているのかよく分かります。下手すると話を聞かなくても、ある程度わかります。

そうして進むプロジェクトが少しずつスタートします。まずプロジェクトのお客様。さらにその建築会社さんの喜ぶ顔が見られれば、もっと違うご縁が広がっていくんだなと思います。

自社で工事をするお客様の家づくりと同じ様に自分の子どものように思える家づくりのみ、サポートさせてもらいたい。そんな想いではじめました。

横のつながりを大事にして、みんなでもっと良くしていく。そういう今の時代と自分たちの取り組みが好きです。